妊婦の方の葉酸摂取量はどのくらい

サプリメント厚生労働省からも妊娠を希望している女性や妊娠初期12週までの女性は葉酸をとることを推進しています。
また母子手帳にも葉酸をとるように記載されています。
そもそも葉酸とは水溶性のビタミンB群の一種で赤血球を作り出すため、そして新しい細胞を作るためにかかせない栄養素です。
お腹の赤ちゃんの体が作られている過程で胎児の細胞分裂が盛んな妊娠初期の4-12週目までは特に、不足してしまうと二分脊椎や、無脳症など神経管閉鎖障害という先天性異常が出る可能性があり、流産や死産の危険も高くなります。

ではどのくらいとればいいのでしょうか。
葉酸の一日に必要な摂取量は妊娠していない人は、200μg(0.2㎎)といわれていて、日常の生活で不足することはあまりありません。
妊娠を予定している人、妊娠初期の女性は、480㎍(0.48g)とされています。
妊娠初期は特に必要とされますが、妊娠中期から後期そして産後も授乳期がすぎるくらいまでも続けた方ががいいようです。

というのも中期から後期におこる可能性のある、妊娠高血圧症を防ぐ効果もあるからです。
そして産後の子宮のケアや体力の’回復、母乳をつくるために、産後は100μg多くとることがよいとされています。

これだけ必要とされる栄養素ですが、取りすぎは副作用が出る可能性があり、1,000㎍が上限とされています。
取りすぎると現在判明している副作用は、食欲不振、吐気、むくみ、不眠症があげられます。
オーストラリアで過剰摂取で赤ちゃんの喘息の確率が高くなるという報告もあったそうです。

これはあくまでもサプリメントを過剰にとった場合のケースで、野菜など食べ物から摂取する場合は、葉酸は熱に弱いので、調理の時点で含有量の半分ほどが失われてしまいます。
十分に食べ物から葉酸をとれたと思っても実際には足りていないこともあるようです。

妊婦の方はドクターに相談して食事と一緒良質なサプリメントを上手にとる方法を考えたいものですね。